京セラ業績:積極的な設備投資計画で中期成長予想を引き上げる

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Mar 19, 2023

京セラ業績:積極的な設備投資計画で中期成長予想を引き上げる

Alziamo la nostra stima del valore equo per Kyocera 6971 a 8.200 yen per azione.

京セラ 6971 の積極的な投資戦略により収益成長の想定を引き上げるため、京セラ 6971 の公正価値見積りを 1 株あたり 7,900 円から 8,200 円に引き上げます。 一方、円安のため、ADR当たりの公正価値の見積りを62ドルから59ドルに引き下げます。 新たに発表された中期計画の財務目標は強すぎるように思われますが、京セラの成長分野への積極的な投資戦略には感銘を受けています。 京セラはこれまで、サイクルのピーク時に投資を行うことが多く、需要が冷え込むと過剰生産能力に悩まされることが多かった。 しかし、今回の中期計画では、需要が低迷する中、長期的な見通しに基づいて投資計画を決定しており、経営判断が従来よりも迅速化している印象を受けます。 京セラの株価は年初から23%上昇しており、現時点での株価は適正に評価されていると考えられる。

京セラの2023年度(2024年3月期)の営業利益は、ソリューション事業セグメントの改善により前年度比12.8%増の1,450億円と予想しています。 京セラは前年、同部門で80億円のリストラ費用を計上し、通信機器事業とスマートエネルギー事業の戦略変更を発表した。 特に民生用端末事業からの撤退は、固定費の削減と収益性の向上につながると考えられる。

京セラは、過去3年間で4,400億円の設備投資を行ってきましたが、新中期計画では今後3年間で8,500億円に増額する予定で、半導体製造装置や半導体パッケージング用ファインセラミックスの生産能力拡大を目指しています。半導体需要の長期成長見通しを踏まえ、積層セラミックコンデンサやタンタルコンデンサなどを開発。 京セラが比較的高いシェアと収益性を誇るこれらの製品が、京セラの中期的な成長を支えるものと考えております。

著者は、この記事で言及されている証券の株式を所有していません。 モーニングスターの編集方針についてご覧ください。